西陣織博2026|京都・西陣織会館で、一本の帯が織り上がるまでをたどる

西陣織会館の1階でまず見たいのは、まだ布になる前の糸です。2026年11月14日(土)・15日(日)の「西陣織博2026」では、織り始める前の仕事を職人が実演します。その手元を見てから上の階へ。完成した帯やきものを前にすると、一枚の布に何人の手がかかっているのか、見方が変わりそうです。

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1階で糸の準備を見て、2階で織る手元を見る

西陣織は、いくつもの工程を職人が分担してつくります。1階の実演では、経糸(たていと)をそろえる「整経」、糸によりをかける「撚糸」などを紹介。布の表面からは見えない、織り手に糸を渡すまでの仕事を見られます。

2階の注目は「西陣爪掻本綴織(にしじんつめかきほんつづれおり)」。図案を経糸の下に置き、職人が爪で緯糸(よこいと)を寄せながら織ります。模様の輪郭を指先でつくる様子を見たら、5・6階の新作展示へ。帯、きもの、金襴、ネクタイと、使い道の違う織物を見比べられます。入賞作品の解説は両日とも13時と15時からです。

体験は予約の有無で選べます。京菓子の限定販売も

4階の「織りのしごと博」は、職人と一緒に工程を体験できる有料ワークショップ。事前申込は不要で、12:00〜17:00、最終受付は16:00です。予定を決めて一枚織ってみたい方には、3階に約20×30cmのテーブルセンターをつくる手織体験もあります。こちらは事前予約が必要な有料企画です。

同じ4階では、京菓子の老舗・鶴屋𠮷信との初の共同企画も開催。会場限定の和菓子を特別販売します。糸と菓子、同じ京都で育った二つの手仕事を楽しめる寄り道です。

開催案内

会場は西陣織会館(京都市上京区竪門前町414)。新作展示と1階の関連工程実演は両日10:00〜17:00。会期中は駐車場を利用できません。市バス「堀川今出川」から徒歩約1〜2分、地下鉄「今出川」駅から徒歩約10分です。西陣織工業組合のフロア別案内

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