五輪公式伝統工芸品、漆皮ノートカバー 10月1日発売

漆皮の技術で仕上げられたノートカバー

2020東京五輪・パラリンピック組織委員会が商品化を進めている「伝統工芸品コレクション」の第十六弾として、革に漆を施した工芸品「漆皮(しっぴ)」のノートカバーが10月1日に発売される。大会組織委が24日、発表した。

コレクションは全国の伝統工芸品を大会公式ライセンス商品として販売する企画。奈良時代が始まりとされる伝統的な漆塗りの技術を用いた。手になじむ革の質感と金箔(きんぱく)をまいたデザインが特徴で、使い続けることで風合いが出て経年変化が楽しめる。

藍色と紅色、松葉色の3種類あり、両面に東京五輪エンブレムを施した。価格はA6サイズが2万9700円(税込)、B6サイズが3万3000円(同)。商品は公式オンラインショップなどで取り扱う。

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