俳優で画家、片岡鶴太郎(64)が24日、富山・南砺(なんと)市で行われた木彫刻イベント「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2019」に出席した。
イベントの目玉として、鶴太郎と日本遺産に認定された地元の伝統工芸「井波彫刻」との共同制作を企画。鶴太郎の絵画作品が描かれた羽子板に井波の彫刻師が彫刻を施し、鶴太郎が絵付けを行った。「金太郎」「桃太郎」「怪童げんき」と名付けられた作品がお披露目されると、来場者から大きな拍手が巻き起こった。
鶴太郎は「3作品は将来を担う子供たちをイメージし、それぞれに祈りを込めて制作した」と熱い思いを語った。作品は、地元の小学校に寄贈される。