東京2020組織委員会は9月20日から順次、東京2020公式ライセンス商品「伝統工芸品コレクション」の第6弾を、東京2020オフィシャルショップ各店、東京2020オフィシャルオンラインショップ、技わざオンラインショップにて販売開始する。
同委員会では、東京2020大会をいつまでも人々の記憶に残る大会とするため、日本各地の伝統工芸品などを公式ライセンス商品化する取り組みを行っている。今回は第6弾商品として、福島県、新潟県、岐阜県、三重県の伝統工芸品6品目8商品を展開する。
福島県の伝統工芸品は2品3商品。光沢のある表面と、全面に描かれた桜が特徴的な「東京2020オリンピック 白河だるま『だるま(金・桜)』」「東京2020パラリンピック 白河だるま『だるま(金・桜)』」(各7,700円)。そして、高温で焼き上げる焼締め製法により生み出された独特な美しい色合いと手触りが特徴的な「東京2020オリンピック 二本松万古焼『ペアマルチカップ』」(1万1,000円)を販売する。
新潟県の伝統工芸品は2品3商品。天然繊維の麻だけが持つ爽やかな肌触りと縮布独特の風合いが特徴である小千谷縮(おぢやちぢみ)で作られた「東京2020オリンピック 小千谷縮『テーブルセンター』」「東京2020パラリンピック 小千谷縮『テーブルセンター』」(各9,000円)。そして小千谷地方で生産されている麻を使用した平織の上布で作られた「東京2020オリンピック 小千谷上布『テーブルセンター 矢羽根絣』」(1万2,000円)を販売する。
岐阜県の伝統工芸品は、「東京2020オリンピック 関の刃物『懐剣刀(掛台付)』」(2万円)。世界有数の刃物産地として知られる関市で作られた、観賞用のコンパクトな懐剣刀だという。
三重県からは、経済産業大臣指定の伝統的工芸品である四日市萬古焼(ばんこやき)で作られた「東京2020オリンピック 四日市萬古焼『急須(焼締め)』」(8,000円)が登場。一つひとつ職人の手作業で作られ、独特の曲線をまとったデザインとなっている。
オフィシャルショップおよびオフィシャルオンラインショップは、店舗によって取り扱い商品が異なる。取り扱い店舗は順次拡大予定とのこと。