特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは、佐賀県の伝統工芸支援事業「ピースクラフクラフツSAGA」(https://peace-crafts.org/)に取り組んでいます。「ピースクラフツSAGA EDITION」は、2018年から開始したピースクラフツSAGAの商品・作品開発プロジェクトです。
ピースクラフツSAGA EDITIONとは
2年目の今年は鍋島緞通吉島家、有田焼の李荘窯業所(りそうようぎょうしょ)、坂本窯陶工房(さかもとかますえこうぼう)、幸楽窯(徳永陶磁器)の4つの工芸事業者が参加。「ピースクラフツSAGA EDITION 2019」として11月1日にデビューしました。デザインを担当したのは今年2年目の澄川伸一さんと初年度の半田理恵さんです。
「伝統工芸品を日々の暮らしに」をテーマに、現代の生活にふさわしい商品をラインアップしました。
ピースクラフツSAGA限定のふるさと納税返礼品として追加になるほか、それぞれの事業者が販売しています。
デザイナー紹介
澄川 伸一/プロダクトデザイナー
大阪芸術大学教授/澄川伸一デザイン事務所代表
1984年千葉大学工学部卒。ソニーデザインセンター、ソニーアメリカデザインセンターを経て1992年独立。ドイツIF賞、ドイツレッドドット賞、グッドデザイン賞など受賞多数。
半田理恵/グラフィックデザイナー
株式会社LINICA プランナー・デザイナー/半田デザイン事務所代表/京都きもの芸術文化協会教授
2012年千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。制作会社にてエディトリアルデザインに携わり、2016年CIを軸にプロモーションツールの制作をメインとした半田デザイン事務所代表として活動を開始。
ふるさとチョイスにプロジェクトページ開設中
暮らしに工芸品を!ふるさと納税で佐賀の伝統工芸を100年先も続く産業に!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/657
目 標 金 額 :20,000,000円
寄付募集期間:2019年10月21日~2020年1月20日(92日間)
佐賀県の代表的な伝統工芸である有田焼は、現在、1990年(平成2年)の最盛期と比べると1/8以下の売上となっています。(出展:伝統的工芸品産業振興協会)
しかし、近年はプロジェクトが立ち上がるなど、新しい動きが始まっています。ピースクラフツSAGAは事業者の挑戦を全力で応援しています。
ふるさと納税の返礼品はもちろんすべて佐賀の工芸品。その数700点以上です。寄付をいただき、返礼品を選んでいただくこと自体が、伝統工芸の支援につながります。