有松絞商工協同組合と、伝統工芸の魅力を世代や国を超えて伝えるデザイン集団『ツグモノ』がコラボレーションし、お子さまの“はじめての伝統工芸”にピッタリのアイテムを開発しました。
『ARIMATSU Chick(アリマツチック)』は、有松絞商工協同組合と伝統工芸を世界に広めるデザイン集団「ツグモノ」が立ち上げた【子ども向け有松絞り】のブランドです。子どもたちに早くから伝統工芸品に触れてもらいたいという想いから、おしゃれな『乳幼児用スタイ(よだれかけ)』が出来上がりました。
中日新聞クラウドファンディング「夢チューブ」にてお求め頂けます。
『有松スタイ』は、ドットやストライプなどのモダンなデザインを、伝統的な有松絞りの技法で再現。職人がひとつひとつ手作りした幼児向けスタイ(よだれかけ)です。素材には赤ちゃんの敏感肌にもやさしい「綿」を使用。3色×3柄のバリエーションがあり、男の子でも女の子でも、あらゆるシーンでおしゃれに着こなせます。
安全性について
やわらかく吸水性に優れた「綿100%」素材を使用。製作工程はすべて日本国内と、赤ちゃんに毎日安心して身につけてもらえるスタイです。また、表面がガーゼ地、裏面はパイル地になっており、一日に数回洗っても乾きやすいところも特徴です。
使いやすさへのこだわり
伝統工芸の技法を使っていても、スタイはあくまで「日用品」。高いデザイン性だけでなく、使い勝手の良さにもこだわっています。ひもの結び目が首の横にくるようになっているのも、工夫のひとつ。赤ちゃんが寝ている状態でも取り外しがしやすいようデザインされています。
関係者の声
有松絞商工協同組合理事長 成田基雄
「この有松スタイは最高水準の工程を経て、しっかりと作り込んでからお届けするために多くの時間を費やしました。試作に試作を重ねて完成度の高い商品にすることができました。ツグモノとの協業により“純国産・超一流の有松絞り”と胸を張って言える一品になりました。」
有松絞商工協同組合理事 濱島正継
「小さな布に柄を組み込むという大変難易度の高い技術が必要でした。ガーゼという素材は染色が難しく、デザイナーが求めるレベルで柄や色を忠実に再現することに苦労しました。長年職人をしている自分にとっても、難しい絞りでしたが、自信をもってお勧めできる商品に仕上がりました。」
有松絞商工協同組合理事 山上正晃
「この商品は通常よりも複雑な独自の工程を踏んでおり、非常に手間がかかっています。裁断もひとつひとつ“手裁ち”しており、ここまで仕立てにこだわることはあまり例がないと思います。小さなスタイですが、純国産品・超一流の有松絞りであると言えます。」
ツグモノプロジェクト代表 森永琢馬
「商品アイデアの着想から完成までに約二年の歳月をかけ、職人の皆様と丁寧に開発に取り組みました。思い通りにいかず、苦労していた時期でも前向きな議論を重ねてようやく商品としてお届けできることになりました。たくさんのお子様の手に届くことを願っております。」
ツグモノプロジェクト
クリエ―ティブディレクター 岡本紀子
「贈る方にも贈られた方にも喜んでいただけるスタイにしたい。たくさんの検証を重ね、可愛らしさと有松絞りの美しさと兼ねそろえたスタイが完成しました。素材や使い勝手など細部にまでこだわっております。お子様を想う全ての方にぜひご検討いただきたい一品です。」