家造りの工程を学ぶ「こども工務店」が23日、富山市のグランドプラザで開かれ、建築体験を通じて、子どもたちが職人の技に親しんだ。
県内の工務店でつくる実行委員会(前田哲宏実行委員長)が主催し3回目。大工や左官、塗装など9ブースを設け、職人がそれぞれ指導した。
「こども上棟式体験」では、子どもたちが建物の骨組みを造る「建方(たてかた)」に取り組んだ。高さ約1.5メートルの小屋を完成させた後、記念撮影をして楽しんだ。
のこぎりで木材を切りコースターを作る「大工体験」をした林優希君(同市堀川南小2年)は「まっすぐに切るのが難しかった。大工さんの仕事が分かって楽しかった」と話した。北日本新聞社後援。