株式会社ヘミングスから、秋田杉組子を使用したティッシュボックスカバー「tente(テンテ)」が発売されました。
寒冷地という厳しい環境で少しずつゆっくり育ってきた秋田杉を使い、細く薄く引き割った溝、穴、ほぞ加工を施し鉋やノコギリ、ノミなどで釘を使わず木片をきっちり1本1本組み付けをしていく装飾性の高い木工工芸「組子」のtente(テンテ)を、100年以上の歴史を持つ大湊文吉商店にて作成しました。
北越の小京都と呼ばれる新潟県加茂市にある操業100年を超える表装屏風製造の老舗〈大湊文吉商店〉。
元々は、地産品としての加茂和紙に柿渋から抽出したものを塗った「渋紙」の製造から始まり、現在はその「紙」と「木」の融合商品として、箪笥や建具の技術を利用した表装屏風を製造する老舗です。
秋田杉組子tenteは、この大湊文吉商店に作成を依頼。ひとつひとつ手作業で作られる繊細で美しいtenteに仕上りました。
建具や和家具などに用いられる[麻の葉][竜胆(りんどう)]の二つの縁起の良い文様を使い、また、杉の木の色や木目が趣のある静かな佇まいをつくりだします。それ自体がインテリアの一部となる美しいtenteです。
葉が真っすぐに成長することから子供の成長を祈願する願いが込められ、赤ちゃんの産着にも魔除けとして用いられる日本を代表する文様です。
三角形にも魔除けの意味があり、その集合体の麻の葉はより強い意味と美しさがあります。
りんどうは群生せず1本ずつ咲く姿から「誠実」「正義」「寛容な心」などがあります。
根からは「竜胆」という胃薬が作られることや高貴な紫色をしていることから敬老の日には長寿の花としても人気です。
千本格子・・・格子のマス目は魔物を見張る魔除けの意味があります。細かく数が多いマス目は
無病息災や子孫繁栄の願いが込められています。
格子は権威や伝統の象徴として世界の歴史的建造物に数多く見られます。
新潟県加茂市で作られる加茂和紙に包んで、金のテンテロゴが箔押しされた化粧箱に入れて
お届けします。
加茂和紙による包装は、大湊文吉商店様のご厚意で初回ロット限定になります。
商品について
商品名 | tente(テンテ)秋田杉組子 |
品番 | 30062 01 tente 秋田杉組子[麻の葉] 30062 02 tente 秋田杉組子[竜胆(りんどう)] |
店頭発売開始日 | 2019年7月 |
価格 | 30,000円(税抜) |
サイズ | W 25.5 × H 14 × D 8 cm |
素材 | 木(杉) |
製造国 | 日本製 |