香川大の学生が高松市の屋島山上で、山頂からの夜景と県の伝統工芸品「讃岐提灯(ちょうちん)」の明かりを楽しむカフェを開いている。23日もオープン直後から大勢の若者グループや家族連れらが訪れ、幻想的な雰囲気を満喫した。
屋島のにぎわいを取り戻そうと、屋島山上観光協会などが開く「屋島夕夜景フェスタ」の中で実施しており、今年で4年目。「屋島山上ちょうちんカフェ」と銘打ち、年々来場者を増やしている。
会場のれいがん茶屋では各テーブルに讃岐提灯をモデルに学生が手作りした明かりが置かれ、学生が笑顔で接客しながらキーマカレーやベーグル、ソフトクリームなどを提供。提灯作りが体験できるワークショップ(参加費500円)も開催している。
今年は9日に始まり、残す開催日は24、30、31日の計3回。学生リーダーの大森皓太さん(20)=経済学部3年=は「キーマカレーはお客さんの要望もあって2年ぶりに復活させた。夜景と提灯はもちろん、食事も楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。
30、31の両日には山上で音楽を楽しむライブイベント「天空ミュージック」も開かれる。営業時間は午後6~9時(ラストオーダー同8時30分)。
屋島山上ちょうちんカフェ
所在地/香川県高松市屋島東町1784(れいがん茶屋)
開催日/8/24、8/30、8/31
TEL/087-841-9443(屋島山上観光協会)