仙台の伝統工芸「堤人形」 来年の干支「丑」作り最盛期

黒やいぶし銀の焼き物にカラフルに色付けされる丑の堤人形

きょうから師走。藩制時代から300年以上の歴史がある仙台市の伝統工芸「堤人形」の工房で、来年の干支(えと)「丑(うし)」の人形作りが最盛期を迎えている。

青葉区堤町の「つつみ人形製造所」は、黒やいぶし銀の特大から小まで4サイズ約500個を、9月から成型、素焼き、彩色といった工程で作っている。

丑の堤人形

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、健康を願って縁起物を求める客が多いためか、例年より注文は多めだという。

13代目の芳賀強さん(79)は「ウシのように力強く、一年を平穏に暮らせるように」との願いを込め丹念に筆で色付けしていた。人形の制作は年明けまで続く。

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