Knot(ノット)から、777年の伝統と技術が詰め込まれた“博多織ベルト”が登場

日本製時計ブランド“Knot(ノット)”が日本各地の伝統技術と世界の人々を結ぶ“MUSUBUプロジェクト”の第16弾として、777年の歴史を持つ伝統的工芸品である“博多織”のベルトを販売する。

日本が誇る伝統工芸品の“博多献上柄”に注目!

2014年に吉祥寺で誕生した日本製時計ブランドの“Knot(ノット)”は時計ブランドとして、初めての本格的SPAブランドであり、製造から小売りまで一貫して手掛け、高い品質を維持し、日本製でありながら適正な価格を提供している。カスタムオーダー時計ブランドとして、唯一、直営のギャラリーショップを展開し、今では全国9カ所に十店舗を展開、海外にも台湾やシンガポールなどアジアを中心に5カ国6店舗の直営ギャラリーショップを展開している。

そんなKnot(ノット)から、日本各地の伝統技術と世界の人々を結ぶ“MUSUBUプロジェクト”の第16弾として、777年余りの歴史を持つ“伝統的工芸品”博多織のベルトが発売開始。

MUSUBUプロジェクトとは、デザインと品質に優れたMade in Japanの腕時計で、日本各地に息づくモノ作りの伝統を世界へ伝えたいという主思いを元に、日本独自のクラフトマンシップと世界の人々を、リストウェアという形で結ぶプロジェクトだ。

1948年、京都の宇治で創業した有限会社昇苑くみひも、世界でも希少なタンナーである栃木レザー、広島カイハラデニムをはじめ、数多くのパートナーとコラボレーションを展開している。

少し脱線するが、博多織の歴史について紹介していこう。

江戸幕府への献上品として重宝された、由緒ある織物“博多織”とは?

鎌倉時代より受け継がれてきた博多織。慶長5年(1600年)黒田長政が筑前を領有しはじめ、幕府へ博多織を献上するようになった。

その当時用いられていた“独鈷華皿文様”の間に“縞”を配したその柄が、後に“献上柄”として博多織を代表する柄となり、江戸の後期になると、庶民も博多織を着用することが許され、需要が拡大。

その後、江戸時代の崩壊とともに献上品としての受注がなくなったことにより、献上博多織の新たな使用用途が現代まで広がりを見せている。

今回、この献上柄を時計ストラップとして新たに開発し、6月20日(木)より福岡天神ギャラリーショップにて先行発売、全国のKnotギャラリーショップ、オンラインショップでは7月販売開始となる。

国が指定する伝統工芸品との融合

明治時代はジャカード織の導入により技術革新が起こり、商品の多様化が進む。現在ではコンピューターを活用し、繊細で精密な柄の表現まで可能となった。福岡では博多織を様々な分野に活かされており、例えば献上柄が福岡空港やホテルの装飾として採用されている。

博多織は1976年、経済産業大臣による伝統的工芸品の指定を受けている。毎年7月に開催される山笠祭りの帯としても博多献上柄が施されており、地元の人にも馴染みある織物として親しまれている。

今回発売するベルトは“献上柄”の定番である白黒帯で、“独鈷柄”はブラックレザー、“華皿柄”はホワイトレザーと柄の雰囲気に合わせてモノトーンに仕上げられている。合わせる色を選ばず、様々な時計に合わせてコーディネイトを楽しめる仕様となっている。

編集部のオススメアイテム

Knot(ノット)
福岡筑前織物 博多織 ナトーシェイプ ベルト

Ref. NCH-18。博多織、栃木レザー(225mmサイズ)。ホワイトとブラックの二色展開。各6480円

博多織の歴史、ストーリーが楽しめる初回生産限定パッケージを数量限定で用意。欲しい方はチェックしよう。

商品の購入について

6月20日(木)に福岡天神ギャラリーショップにて先行発売が開始している。7月から全国のギャラリーショップ、オンラインショップにて発売予定。

公式オンラインストア:http://knot-designs.com/

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