箱根芦ノ湖畔の過ごし方情報を提供 雨の日には温泉入浴料無料・割引も

霧が芦ノ湖畔を包みしっとりとした朝を迎えるホテル

箱根・芦ノ湖畔では、夏の平均気温は20.5度と低く「避暑地」として快適に過ごすことができるが、降雨量も多いため「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」(箱根町元箱根)では、晴れの日と雨の日の過ごし方を提案している。

国土交通省気象庁調べでは、箱根一帯の7月~9月の降水量は過去10年間で平均348.1ミリとなっており、全国的な平均降水量に比べて雨が多い。そのため宿泊客は、旅館やホテルの客室やレストラン、温泉など館内で過ごすことが定番になっている。

「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」では、隣接する箱根園や龍宮殿の施設と連携して、充実した雨の日のホテルライフへの取り組みをプログラム化してサービスを充実させた。

晴れの日は、セグウェイで芦ノ湖畔の縁結びの神様「箱根九頭龍神社」への参拝や湖畔でのティータイムを楽しむ「箱根芦ノ湖セグウェイ自然体験ツアー付きプラン」、マウンテンバイクで四季折々、芦ノ湖畔の景観を楽しむ「マウンテンバイククルージングツアープラン」、箱根の自然を満喫する「ハイク&トレッキングツアープラン」などを提供する。

雨の日は、日本一標高の高い場所にある海水の水族館を楽しむ「箱根園水族館」のプラン、箱根の伝統工芸・箱根寄せ木細工でコースター作り体験ができる「寄せ木細工コースター作り体験」、素焼きのカップや皿に絵付けをして、窯で焼きあげる「らくやき絵付け体験」などのプログラム。

併せて、日本気象協会が提供している「箱根町の天気」(朝8時の時点で)で雨予報の雨マークがある日は、「絶景」が楽しめる日帰り温泉「龍宮殿本館」の子ども(3歳から小学生)の入浴料金を無料にし、大人は割引料金になる「雨が降ったら入浴料無料・キッズフリーキャンペーン」を、入梅宣言から梅雨明け宣言まで実施。既に多く人が特典を利用している。

プリンスホテル・箱根事業戦略の稲葉健二さんは「晴れの日も雨の日も避暑地としての箱根を楽しんでもらうためにプログラム化した。霧に囲まれたホテルやしっとりとした雨の箱根も良いもの。ぜひ、お越しいただければ」と呼び掛ける。

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