株式会社ロフトワークが運営する、素材メーカーとクリエイターの共創を支援するプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」は、素材メーカーのイノベーションを促進するサービス「オープンイノベーションプログラム」を新たにスタートしました。
すべての産業の基盤となる素材産業。今、日本国内では製品サイクルの短期化や新興国メーカーの参入、積極的な投資などにより、コモディティ化が加速しており、競争力強化とイノベーション創出が急務となっています。
企業や業界を超えた共創にこそイノベーションの発火点が存在すると考えるMTRLは、これまでに培ってきた30,000人を超えるクリエイターネットワークと、数多くの共創プロジェクトの経験を活かし、素材業界のイノベーション創出をサポート。さまざま素材や加工技術に関わる企業のご要望にお答えします。
- 素材の新たな用途や販売方法の可能性を開拓したい
- 従来の取引業界外の幅広い人たちに素材をアピールしてみたい
- ユーザの声を直接知り、マーケット視点を取り入れたい
- 顧客候補になりうる他社と気軽に繋がりたい
- 「共創」に興味があるが、どうやって始めればいいかわからない
オープンイノベーションプログラム内容
基本プラン 「オープンイノベーションパック」
1. クリエイターと素材の新たな可能性を生み出す「ミニハッカソン」の開催
MTRLに集う、デザイナーや建築家、アーティストや職人まで多種多様なクリエイターたち。彼らもまた、未知の素材を使った新たなクリエイティブへのチャレンジを欲しています。「ミニハッカソン」は、業界や企業内の固定概念を超えて発想できる彼らと、素材を使った新たなアイデアを生み出し、試作を重ねる1日のプログラムです。
2. ものづくりコミュニティへ素材の魅力をプレゼンテーションする「Material Meetup」
クリエイターだけでなく、研究者やメーカーのプロダクト開発者など、イノベイティブな視点で物事を生み出すアクティブな人材が集まるMaterial Meetup。FabCafe MTRL(東京)と FabCafe Kyoto(京都)で開催され、毎回参加者は100名近くに及ぶこのミートアップでのプレゼンテーションは、共創パートナーが見つかる場となっています。
3. 月間6,800人が訪れるFabCafe(東京・京都)での、素材の年間展示と1週間のハンズオン
素材を目指して訪れる人へのご紹介から、コーヒーを片手に棚を眺める人との「想定外の出会い」まで。MTRLが持つ FabCafe MTRL(東京)と FabCafe Kyoto(京都)のショールームで素材を展示し、大規模な専門展示会とは違った、多様でアクティブなタッチポイントを創出します。
そのほか
・約30,000人のクリエイターが利用する、WEBデータベース、SNS、メールマガジンでの素材紹介
・商談にも使える、東京と京都のワーキングスペース利用
・成果が見える、年間レポーティング など
お申し込みからプログラム開始までの流れ
共創活動をさらに大きく広げるオプションプログラム
基本の「オープンイノベーションパック」に加えて、次の3つのオプションプログラムもご用意しています。
オープンイノベーションプログラムの詳細