福井県若狭地域の職人グループ「若狭の空と海とものづくり」によるクラウドファンディングのプロジェクト「若狭の伝統工芸を後世に。職人たちが力を合わせ新たな一歩を。」は11月22日、目標金額の70万円を達成した。同グループは同日、次の目標を85万円に定めたネクストゴールの挑戦を始めた。締め切りは11月29日午後11時。
若狭の伝統工芸を組み合わせたアクセサリーを外国人客にPRするため、英語のパンフレットなどを作製するプロジェクト。「若狭の伝統工芸が世界に認められますように」「若狭を盛り上げるため頑張って」と応援が寄せられ、締め切りまで1週間を残して目標を達成した。
同グループは応援に感謝し、パンフレットの品質をより良いものにするため、目標金額を上方修正するとした。
プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。