二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会が商品化を進めてきた「伝統工芸品コレクション」の第九弾として、浪江町の大堀相馬焼を二十五日に発売する。大会組織委が二十日、発表した。
コレクションは世界的注目が集まる舞台で全国の伝統工芸品を大会公式ライセンス商品として販売する企画。大堀相馬焼は江戸中期の元禄三(一六九〇)年に開窯し、相馬藩の保護育成のもと窯元が三百年にわたり伝統を引き継いできた。
大堀相馬焼の豆皿に東京五輪のマスコットや競技のスポーツピクトグラム、伝統の馬の絵柄をあしらっている。横幅は十センチ、高さ一センチ。価格は七千五百円(税別)。商品は公式オンラインショップなどで取り扱う。