ポーラ・オルビスホールディングスはこのほど、ニッポン手仕事図鑑と共同で、各地で活躍する職人への取材を通し、伝統工芸の魅力の発信と、未来の後継者の後押しをすることを目的に、フリーペーパー「あいらし」を創刊した。
伝統工芸の世界には、「後継者不足」という大きな問題が存在し、職人を養成する大学や専門学校に進学しても、その道に進むことを断念してしまう学生が少なくない。一方、厳しいと思われがちな職人の世界でも、自分らしさを大切にし、日々の暮らしを丁寧に営む人々も多く存在する。
フリーペーパー「あいらし」は、職人への取材を通して職人という仕事の醍醐味を伝え、未来の後継者の背中を押す役割を果たしていく。
創刊号では、沖縄県で活躍する3組6名の女性職人を取材。今後も日本全国の地方自治体や教育機関との連携を強めながら、継続して制作を続けていく。