2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、全国の伝統工芸品などを大会公式ライセンス商品として取り扱う事業の第6弾で、白河だるまや二本松万古焼の「ペアマルチカップ」などを発売する。
白河だるまは金色で、正面に桜の花びらの模様と五輪カラーの5色か、パラリンピックカラーの3色がそれぞれ描かれている。価格は7700円(税別)。
二本松万古焼の「ペアマルチカップ」は粘土を素材とした美しい茶色と手触りが特徴で、五輪のエンブレムがデザインされている。価格は1万1000円(同)。
事業は大会を通じた日本文化の発信が狙いで、東日本大震災で被災した地域の伝統技術もアピールする。本県からは既に別の種類の白河だるまと赤べこ、大堀相馬焼のぐい飲み、会津木綿のストールが商品化されている。
大会公式ライセンス商品は福島市丸子のコジマ×ビックカメラ福島店2階の「東京2020オフィシャルショップ福島店」や公式オンラインショップなどで取り扱っている。