令和の装い制作チュー とやま土人形

制作のピークを迎えた干支の土人形(26日、富山市のとやま土人形工房で)

来年の干支えとにちなみ、ネズミをかたどった土人形づくりが、富山市安養坊の「とやま土人形工房」で最盛期を迎えている。

「とやま土人形伝承会」の会員たちが、年内に約3000個を制作する予定。今年は紅白の色を基調とし、新年号「令和」の典拠となった歌集「万葉集」をもとに梅や月も描かれた。

同会の奥村真弓さん(52)は「一つ一つ手作りなので、手にとって気に入った人形を見つけてほしい」と話している。

1個660~1100円(税込み)の計7種類あり、同工房や富山空港などで販売されている。

とやま土人形は江戸時代末期、富山藩主が招いた陶器職人の一族が人形を作り始めたのが起源とされる。2013年に県伝統工芸品に指定された。

問い合わせは同工房(076・431・4464)へ。

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