人形作りの技術に見入る 米子で平安さん制作実演

人形作りの様子を披露する平安さん=25日、米子市新開6丁目の人形のはなふさ米子店

有職京人形師・日本人形協会伝統工芸士の平安寿峰さん(49)=京都市=によるひな人形の制作実演が25日、米子市新開6丁目の人形のはなふさ米子店であり、来店者は人形作りの工程や伝統技術に見入った。

平安さんは伊勢神宮外宮神楽殿(三重県)に「京木馬」を、出雲大社(島根県)に「有職立姿人形」一対を、北野天満宮(京都市)に「菅公人形」をそれぞれ奉納している。

同店で毎年行っている制作実演では、衣装の十二単(ひとえ)を着せ、小さな金づちやへらで一つ一つの工程を丁寧にこなす様子を披露。平安さんの人形を購入した来店者から「人形の顔が優しく引かれるものがあった」などと声を掛けられていた。

制作実演は26日に鳥取店(鳥取市湖山町東3丁目)でも予定され、平安さんは「制作しているライブ感を楽しんでもらいたい」と話している。

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