弘前市桔梗野で作られる、200年以上の歴史を誇る伝統工芸品。
津軽藩の土地だった時代から、この地で焼物を作ってきました。
津軽藩主の命で冬の閑散期に子供たちの玩具を作らせたのが「下川原焼土人形」の始まりです。
以来、吹くと鳩の鳴き声がする鳩笛や、可愛らしい土人形を作ってきました。
七代目釜元の高谷智二さんが、その技を継いでいます。
下川原焼は土練り、型押し(粘土を型にはめる)、焼き、絵付けと手間暇かけて作られます。
中でも300種類以上あるという型は、江戸時代に作られたものも数多く残っていて、製品化していないものも多数あるとか。
1つずつ製品にしていくのが高谷さんの夢なんです。
1人で人形に向き合う高谷さん。
作れる数に限りはありますが、丁寧に仕上げていきます。
今の時期はひな人形。津軽に春を呼ぶ下川原焼のひな人形です。
目次
店情報
店名 | 高谷下川原(したかわらやき)焼土人形製陶所 |
住所 | 弘前市桔梗野1丁目20-8 |
電話 | 0172-32-6888 |
営業日 | 金・土・日 |
営業 | 午後1時~午後4時 |
商品 | 土人形1000円~、鳩笛800円~1500円、ひな人形(ミニ)3300円(税込) ※今期の受注は終了。来年のひな祭に向けての注文は可能。 (土人形は、藤田記念庭園内クラフト&和カフェ「匠館」・弘前市立観光館でも販売) |