鉄器制作ライブが熱い 奥州、子ども向け映像配信で「元気づけ」

制作現場の動画が映し出されたタブレット端末

奥州市水沢羽田町の南部鉄器製造業、及富(及川一郎社長)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校に合わせ、自宅で過ごす子ども向けに制作現場のライブ映像を配信している。地元の伝統工芸を知ってもらうための初の試みで、動画投稿サイト「ユーチューブ」の生配信機能を活用した。今月末まで平日の午後1時ごろから連日30分間配信し、子どもたちを元気づけようと意気込んでいる。

9日は「伝統と革新」をテーマに、菊地章専務(62)が昔ながらの南部鉄器や制作中の新作を紹介し、菊地専務の長男で同社のアートディレクター海人さん(36)がスマートフォンを構え生配信した。

ライブ配信は海人さんが発案し、3日にスタート。配信内容は日替わりで、工場での鋳造や型作り、着色工程などを紹介してきた。過去に配信された動画はいつでも視聴可能。ユーチューブの「南部宝生堂及富」チャンネルで視聴できる。

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