人前でも我慢できないハクション、ゴホゴホに 津軽の伝統工芸・こぎん刺しで「花粉症」バッジ

手作りのこぎん刺しバッジを紹介する千葉さん

新型コロナウイルスの影響で人前でくしゃみをするのがはばかられる中、青森県弘前市のこぎん作家・千葉麻美さん(42)が、花粉症患者であることを示すこぎん刺しのバッジを制作した。「花粉」の文字の下にスギの木をあしらったデザインで、「青森らしいバッジをつけて、少しでも気分が軽くなれば」との思いを込めた。

人混みが多い大都市圏などで花粉症バッジが人気を集めているとのニュースを見て、すぐに制作に取りかかった千葉さん。17日に1作目が完成し、その後も色違いのものを作り続けた。かわいらしい配色は、コーディネートのポイントにもなりそうだ。

千葉さん自身も7年ほど前から花粉症に悩まされており、「くしゃみをすると白い目で見られる状況だと知り、勢いで作った」と話す。3人の子育て中のため、自分の時間が持てる明け方に制作しているという。

こぎん刺しの花粉症バッジはJR弘前駅前のアートホテル弘前シティで、3月29日までの期間限定で販売している。価格は1個600円(税抜き)。

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