会津若松市の企業などでつくる任意団体「Aid-U(エイド-ユー)」は二十五日、東京都の県アンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」で会津の伝統工芸と工業加工技術を融合させた、くし製品「あいくし」の販売を始めた。
あいくしは税込み十一万円。これまでオンラインショップと福島市の県観光物産館、会津若松市の山田木綿織元で取り扱ってきた。
エイド-ユーは精密部品切削加工業サンブライトをはじめ会津若松市内の伝統産業関連業者などでつくる。代表の渡辺忍サンブライト社長は「会津の魅力を全国に広く知ってもらうきっかけになる」と話した。
植物由来樹脂製のあいくしも開発しており、六月に発売を予定している。