若林佛具製作所から現代の住空間に合うシンプルな盆提灯「AKASHI」が発売

目次

現代の住空間に合うシンプルな盆提灯「AKASHI」

株式会社若林佛具製作所は、オリジナルブランド「KAKEHASHI SERIES」の新商品として盆提灯「AKASHI(あかし)」を発表しました。
5月1日(金)からオンラインショップ「なごみ工房 楽天市場店」にて先行予約開始、5月25日(月)よりオンラインショップ各店、京都本店、築地店での販売を開始します。

モダンな仏壇に合わせる新しいデザインの盆提灯

近年、モダンなデザインや小型のお仏壇の人気が高まる一方、盆提灯は吊り型や置き型の三脚形状など伝統的なデザインのものが中心でした。
“新しい仏壇と合わせて使えるものがない”「AKASHI」はそんなお客様の声から誕生した新しい形の盆提灯です。
雲出(取っ手)を真鍮のラインで表現することで、盆提灯のアイデンティティーを残しながら、現代の住空間でインテリアとしても違和感なくお使いいただけるデザインに仕上げました。
和室にも洋室にも、お部屋のテイストを選ばずお使いいただけます。

故人の存在の証、家に戻るための灯

お盆とは、故人や先祖の霊が一年に一度家に帰ってくるとされ、家族や親戚が集まり先祖の霊を迎え、感謝· 供養する期間です。
盆提灯は、故人や先祖の霊が迷わず帰ってくるための目印の役割を果たします。“あかし” という言葉には、“明かし”“灯” “証” など様々な意味があります。
故人や先祖がその家に存在していた証として、またお盆に戻って来るとき自分の家を見つける目印となる灯となります。
ライフスタイルや価値観が多様化する中、宗派や宗教にとらわれずに思い思いの方法で故人や先祖、家族を想う機会を提供してくれます。

AKASHI

お盆に大切な方をお迎えするための灯りである盆提灯。
モダンなデザインや小型のお仏壇が増えていく中でも、リビングにインテリアとして置ける盆提灯はありませんでした。
今の暮らしにオシャレに馴染む新しい小さな盆提灯のカタチです。

門前灯・白提灯として玄関や窓際に

ルームランプとして

AKASHI(あかし)商品概要
販売価格:9,900円(税込) サイズ:W12.3×D9.8×H29.3(cm)
火袋:紙張り
ヒゴ:ステンレスワイヤー
台座木部:オーク材
ワイヤーフレーム:真鍮
電球:LED(単4電池2本使用)

3つのこだわり

伝統を引き継ぐ新しいカタチ

盆提灯の特徴である雲手(取っ手)をあしらったオリジナルデザインで和室・洋室問わず使えます。

手作業だからこそ実現した形状

伝統的工芸品である岐阜提灯メーカーで生産。
職人の手作業で仕上げられた火袋は、機械作業では生み出せない美しい形状です。

気軽に置けるコンパクトさ

玄関・窓際・ベッドサイドなどのスペースに置けるコンパクトな設計です。
コードレスなので場所を選ばず使用できます。

盆提灯について

<盆提灯とは>

自分の家を見つける目印となる灯

盆提灯とは、故人や先祖の霊が迷わず帰ってくるための目印の役割を果たします。
吊るす形状や床置き型の三脚形状など伝統的なデザインのものから、近年では卓上の置き型、初盆の時に用いる白提灯など種類も様々です。
盆提灯の用い方は地域やご家庭の習慣によって異なりますが、いずれも「ご先祖様をお迎えするためのもの」であり先祖を大切に思い敬う気持ちが込められています。

<お盆とは>

お盆とは、故人や先祖の霊が一年に一度家に帰ってくるとされ、先祖の霊を迎えて、感謝・供養する期間と言われています。
時期は7月のお盆(新盆、7月盆)、8月のお盆(旧盆、8月盆)と地域によって異なります。
一般的なお盆の過ごし方は、お墓やお仏壇のお清め、お供えや提灯を飾り故人や先祖を迎え入れる準備をし、家族・親戚が集まり感謝や供養を行います。

盆提灯を飾る場所

盆棚· 精霊棚の前もしくはお仏壇の前に飾るケースが一般的です。
「門前灯(*1)」や「白提灯(*2)」として玄関や窓辺に盆提灯を飾るケースもあります。
AKASHIは、門前灯·白提灯としてもお使いいただけます。
(*1)お盆の時期に、ご先祖をお迎えする目印の“迎え火”、お見送りの証の“送り火” として火を焚くことがありますが、マンション等集合住宅で火を焚くことが難ししい場合には、代わりに「門前灯」を用います。
(*2)初盆のご家庭で使用する無地の白提灯です。

盆提灯を飾る数

一対を基本として飾る習慣がありますが、スペースがない場合には1つでも大丈夫です。

AKASHI取り扱い店舗

オンラインショップ「なごみ工房」
なごみ工房は若林佛具製作所が新たにプロデュースするお仏壇・お仏具の専門サイトです。
先行予約は、なごみ工房楽天市場店のみでのお取り扱いとなります。
楽天市場店  https://www.rakuten.ne.jp/gold/nagomikobo/
先行予約開始日:2020年5月1日(金)~
※販売開始は5月25日(月)~となります。

なごみ工房各店では5月25日(月)より販売開始いたします。

Y!ショッピング店
https://store.shopping.yahoo.co.jp/nagomikobo/

Amazon店
https://www.amazon.co.jp/s?me=A1S2X7GYKQ0F2G

若林佛具製作所京都本店、築地店では5月25日(月)より店頭販売開始いたします。

京都本店
住所:京都府京都市下京区七条通新町東入
電話:075-371-3131(代)

築地店
住所:東京都中央区築地3丁目15-1(築地本願寺第二伝道会館内)
電話:03-3546-8228(代)

KAKEHASHI SERIESについて

手を合わせよう

「KAKEHASHI SERIES」は、1830年京都で創業の仏壇・仏具メーカー若林佛具製作所が新たに立ち上げたお仏壇のオリジナルブランドです。
「お仏壇」というと、昔ながらの金仏壇を思い浮かべる人もまだまだ多いと思います。お部屋に合わせてコーディネートしたり、インテリアショップで探したり。
お仏壇も家具の一部として考えてもらえるよう、KAKEHASHI SERIESは家具の5大産地である北海道·旭川で生産をしています。

「KAKEHASHI SERIES」は、その名の通りあらゆる物事をつなぐ架け橋です。
大切な人とあなたをつなぎ、思いや文化を過去から未来に橋渡しします。
お仏壇としての飾り方や様式、宗教にすら捕らわれず、ただ手を合わせて、縁を感じる空間と時間を暮らしの中に持っていて欲しい、そんな願いを込めて誕生しました。

若林佛具製作所について

職人を守り、未来に繋げる

若林佛具製作所は天保元年(1830年)に京都で創業した仏壇・仏具メーカー。
京都における職人の工芸は数多くの分業から成り立ち、数多くの職人と共に、寺院の仏具から内装工事・家庭用仏壇の製作を行っております。


近年では、これまで積み重ねてきた技術を活かし、全国の寺院や国宝・文化財修理も手掛けてまいりました。
これらを守り、後世に残していくためには高度な専門知識と卓越した技術が必要です。
技術を継承していかなくては、50年後、100年後にこれらの守るべき歴史的建造物や文化財を後世に残すための保存・修理を行う技術も失われかねません。


私たちは長年培ってきた既存事業に加え[職人の技術を高め次の世代へ継承する]、[手を合わせる文化を一つでも多くの家庭に届ける]ために、デザイナーやアーティストと協働しアートピースやプロダクト開発する新たな試みに挑戦しています。京仏壇・京仏具職人の技術を応用することで新しい市場を開拓、職人需要を拡大し、職人を守り、技術を未来に繋げていきます。

京仏壇・京仏具職人の技術

京仏壇・京仏具職人は、仏教文化の都・京都で各宗派の寺院や各家庭の需要に応えることで発展してきました。
宗派により様式が様々なため量産ができず、個々のオーダーに応えるために木工・漆工・金工と幅広い技術の職人が携わっています。
例えば、木工1つとっても木地師、宮殿師、彫師、仏師など扱うものにより工程が細分化され、各職種がより高い専門性をもつことになりました。
若林佛具製作所では、主に20職種の職人とともに、日々ものづくりに取り組んでいます。
木地から始まり漆塗、金箔押、蒔絵、彩色、金属加工などこれだけの幅広い職種が複合して作り上げる伝統工芸品は、他にあまり例を見ず京仏壇・京仏具の特徴の1つでもあるといえます。
この特徴を最大限に生かし様々な製品へ応用をしてきたいと考えております。

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