女性作家による作品や、都内展示会開催など、近年大注目の伝統工芸品
加賀の國の伝統工芸「九谷焼」に触れる秋
九谷焼は、1655年に、加賀藩の命により、有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、江沼郡九谷村で開窯したのが始まりと言われ ており、その後の廃窯、古九谷復興の動きが強まった江戸時代を経て、明治時代以降は日本の美として国内外に認知の波が広 がりました。モダンな色彩の陶磁器として有名な九谷焼は、長い期間を経て発展、進化し、芸術品としてだけでなく、日用品として も多くの人々にして親しまれています。
九谷焼アクセサリー「Wear KUTANI」 9月6日より特別販売開始
九谷焼の魅力をもっとたくさんの人に知っていただきたい、九谷焼のアクセ サリーを作り、気軽に普段愛用していただきたい、そんな想いを持つ女性作 家達が、今「Wear KUTANIプロジェクト」に取り組んでいます。 見た目も上品で可愛らしい、女性作家による女性のための九谷焼アクセサ リーは、9月6日(金)~10月14日(月)の期間で開催中の九谷焼 の祭典「KUTANism」にて、特別販売されています。
【会期】2019年9月6日(金)~ 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【会場】浅蔵五十吉美術館 能美市泉台町南1番地
【入場料】 無料
【主催】 能美市観光物産協会
【HP】 https://www.city.nomi.ishikawa.jp/www/contents/15548541292 47/index.html
丸善創業150周年記念 現代加賀九谷焼作家展
~継承と進化、多彩なる色絵の世界~ 9月18日より開催
丸善創業150周年記念事業の一環として、9月18日より、丸善丸の内店4階ギャラリー・特設 会場にて現代九谷焼作家展が開催されます。当日錚々たる重鎮から躍進する若手の作品まで、 伝統とモダンが調和する多彩な作品群を展示・販売するだけでなく、加賀市の観光案内やミニ物 産展、山代大神楽の演目を用意しています。9月21日(土)には、3階にて、若手作家たちによ るトークショーが開かれます。
【会期】2019年9月18日(水)~24日(火)
初日9:00開場/最終日15:00閉場
【会場】丸善丸の内店 4階ギャラリー・特設会場
【主催】 株式会社丸善ジュンク堂書店 現代加賀九谷焼実行委員会
【共催】石川健加賀市
伝統工芸村「ゆのくにの森」で創作体験
11の館で50種類以上の伝統工芸が体験できる創作体験のテーマパーク「ゆのくにの森」。創作体験だけでなく、伝統文化を 見学したり、自然の中を散策したり、お食事処で石川県の本格的な海鮮料理を味わったりと、観光客に人気のスポットです。
ろくろ回し体験(九谷焼体験)
ここでは、電動ろくろで粘土の形創りの感触を楽しみながら、 職人気分たっぷりで九谷焼を創ることができます。スタッフが優 しくサポートしてくれるので、初めての方でも安心です。
蒔絵体験(山中塗体験)
蒔絵とは漆を使った工芸装飾法の一つです。蒔絵は金銀の粉 を漆器の表面に漆でつけて、絵や模様の文様をつける、日本 の文化と呼べる工芸品、技法です。ここでは、お好きなデザイ ンで絵付け蒔絵体験を楽しむことができます。
【住所】〒923-0393 石川県小松市粟津温泉ナ-3-3
【TEL】0761-65-3456
【HP】https://yunokuni.jp/mori/