秋田県五城目町の工芸品や特産品を展示販売する五城目職人物産展が27日まで、秋田市のアトリオン地下1階イベント広場で開かれている。たんすや、樹皮を使ったバッグといった大小の木工・手作り品から、和菓子や手焼きの煎餅まで、多彩な品々が来場者の関心を集めている。
町の魅力をアピールしようと、町観光物産協会が毎年開催。今年は家具・建具業者や製菓店、陶芸窯元など10事業者が出展した。会場にはケヤキやセンを材料にした和たんすや間仕切りのほか、町特産のキイチゴを使った大福、もなかなどが並ぶ。
昨冬から売り出した秋田杉製の皿「KACOMI(かこみ)」などを出品した佐藤友亮さん(37)は「杉の皿は軽さが特徴の一つ。ぜひ手に取ってもらいたい」と話した。
午前10時~午後5時(27日は3時)。