石川の伝統工芸展、29日開幕 第60回記念大賞に南さん

第60回記念石川の伝統工芸大賞 南繁正 陶芸「鉢笹(はちささ)」

第60回記念石川の伝統工芸展(日本工芸会、同石川支部、北國新聞社主催)の作品審査が28日行われ、第60回を記念した大賞には、南繁正さん(67)=能美市=の陶芸「鉢笹(はちささ)」が輝いた。北國新聞社社長賞は浦出勝彦さん(64)=輪島市=の漆芸「蒔絵箱(まきえばこ)『梅花繚乱(ばいかりょうらん)』」だった。29日、金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場で開幕する。

石川県知事賞は、足立真実さん(52)=金沢市=の染織「紬織着物(つむぎおりきもの)『雪の彼方』」、金沢市長賞は山田勘太さん(41)=輪島市=の漆芸「溜塗合子(ためぬりごうす)『春渚(はるなぎさ)』」が選ばれた。

このほかの受賞作は第60回記念めいてつ・エムザ社長賞は、中田真裕さん(36)=金沢市=の漆芸「乾漆蒟醤水指(かんしつきんまみずさし) 雷雲(らいうん)」、北國銀行頭取賞は高田和司さん(44)=能美市=の人形「清香(せいきょう)」、NHK金沢放送局長賞は中嶋武仁さん(49)=加賀市=の木竹工「栃造器(とちづくりうつわ)」、日本工芸会賞が上田外茂治さん(69)=金沢市=の染織「友禅訪問着『堰(せき)を越えて』」だった。工芸展は6月3日まで。入場は無料。

元記事はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次