全国120の窯元・作家を集めた昨年の会場の様子。今年はさらに出展者が増える
全国から窯元や個人作家が一堂に集まり作品を展示、販売するイベント「全国やきものフェアinみやぎ」が7月11日から、夢メッセみやぎ本館（仙台市宮城野区港3）展示棟で開催される。
東日本大震災が発生した翌年の2012（平成24）年、産地の陶磁器に触れる機会を提供することで「東北の皆さまの暮らしに器を通した日常的な潤いを取り戻してほしい」と初開催されたイベント。以降毎年開かれ、県内や近県から愛好家を中心に約4万人が来場する人気イベントとなった。
今年は、益子焼、笠間焼、美濃焼、九谷焼、瀬戸焼、信楽焼、伊賀焼、京焼、備前焼、萩焼、波佐見焼、有田焼、伊万里焼、唐津焼など全国150の窯元・作家が出展する。やきものの展示・販売のほか、出展者による逸品展や作品コンテスト、家具と器による空間づくりを提案する企画、地元作家と白石の特産品のコラボ、東北の若手作家紹介などのイベントコーナーも用意。サンドアートやアクセサリー作りなどのワークショップも行う。
南部鉄器や瀬戸切子など全国の職人作品が勢ぞろいする「匠（たくみ）の職人展」、北海道グルメを集めた飲食ブース「味力発掘！北海道」も同時開催する。
開催時間は10時～17時（入場は閉場30分前まで、最終日は16時閉場）。入場料は、当日券＝500円、前売り券（10日まで）＝400円。中学生以下、身体障がい者とその介添者1人まで無料。今月15日まで。
