豊岡市で豊岡かばんの礎となった「杞柳細工」の展示会が開かれています。
この展示会は豊岡市の伝統工芸品「豊岡杞柳細工」の作品や歴史を知ってもらおうと開かれているもので、伝統工芸士の寺内卓己さんが手がけた作品など、およそ50点が並んでいます。
豊岡杞柳細工は円山川周辺で自生していたコリヤナギなどを原料として編み上げられたかばんや籠のことで、会場にはアタッシュケースなどの大型の作品から弁当箱などの小型なものまでが展示され、きめ細かで複雑な編みかたが分かります。
また、杞柳細工についてのパネルや写真などもあり、1200年以上の歴史があるといわれる伝統工芸品の魅力を感じることができます。
この展示会は全但バス但馬ドームで8月31日まで開かれています。