青木志満六の図案を基に制作された漆器を披露する関係者
「あいづまちなかアートプロジェクト2019」は五日、会津若松市内で開幕した。十一月四日まで市内の店舗などで、会津漆器などの伝統工芸品をはじめとする美術、芸術作品を展示する。
市などによる実行委員会の主催。初日は會津稽古堂でオープニングセレモニーを催した。プロジェクトのテーマ「bloom－開花－」を題材にした短編映画が上映された。
市徽章（きしょう）のデザインに関わった青木志満六（しまろく）が考案した図案を基に会津漆器協同組合青年部が制作した漆器や日本画アーティストの川合菜南子さん（喜多方市）と若松一中美術部が共同制作した市内の鳥瞰（ちょうかん）図が披露された。
各施設などを巡ると伝統工芸品、清酒などが当たるスタンプラリーも展開している。
