南部鉄器の魅力、広く紹介 あすから岩銀・赤レンガ館

用途、形状など多種多様な南部鉄器。会場では約400点を紹介する(岩手銀行提供)

岩手銀行(田口幸雄頭取)は11~13日、盛岡市中ノ橋通の同行赤レンガ館で、本県の伝統工芸を紹介する通年型企画展「赤レンガ伝統工芸館」の第3弾・南部鉄器展を開く。同市と奥州市水沢で発展、継承されてきた多種多様な鉄器の魅力を伝える。

盛岡市から▽岩鋳▽御釜屋▽釜定▽鈴木盛久工房|など13工房、奥州市からは及源、小笠原鋳造所など3工房が出展し、計約400点を紹介する。特別展として明治期から現代までの鉄瓶の名品を展示する。

グリルパンや鍋など調理器具もそろえ、即売する工房もある。作品は形状、文様ともさまざまで、茶の湯がルーツとされる盛岡市と、農具に源流があるといわれる奥州市それぞれの魅力に触れられる。

入場無料。午前10時~午後4時半。問い合わせは赤レンガ館(019・622・1236)へ。

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