伝統工芸 西陣絣の新しい価値を、産学連携で伝える 経営学部の学生が企画「生きている布展~カスリ科~」

生きている布展~カスリ科~

近畿大学(大阪府東大阪市)経営学部経営学科 教授 山縣 正幸とゼミの学生4人は、令和元年(2019)12月6日(金)から8日(日)までの3日間、京都の伝統工芸の一つである西陣絣を現代に生かす取り組みを展開している”いとへんuniverse(京都市、代表・大江史郎)”と共同で、大阪市のアートギャラリー船場盛進堂にて、西陣絣の魅力と現代における可能性を伝える展示会「生きている布展~カスリ科~」を企画開催します。デザイン的に優れた特徴を持つ西陣絣を、現代に生きる素材として紹介します。

目次

本件のポイント

  • 本学学生が、日本の伝統工芸の一つである西陣絣の現代的可能性について産学連携で研究し、展示会として企画
  • 学生たちが主体となり、「価値創造デザインプロジェクト」での研究&実践成果を披露
  • 本イベントを通じてアパレルデザイナーやアパレル企業、一般の方々に西陣絣の魅力を伝え、伝統を受け継いでいく一助となる

本件の内容

経営学部山縣ゼミでは、「価値創造デザインプロジェクト」と題して、企業をはじめ、さまざまな組織とコラボレーションし、新たな価値のありかを発見し、価値の流れをデザインするという実践的な学びに取り組んでいます。

“いとへんuniverse”は、平成26年(2014年)から、京都の伝統工芸である西陣絣の魅力を現代に伝えることを目的に西陣織の織師や西陣絣加工師の方々がたちあげた任意団体で、その一環として「伝統工芸の現代的価値の探究とそのプロモーション方法に関する研究」というテーマで、本学と共同で研究を行っています。

今回の展示会では、トークイベントやワークショップを交えて、可能性を探究した研究成果をアパレルデザイナーやアパレル企業、さらに広く一般の方々に伝えることをめざしています。

「生きている布展~カスリ科~」開催概要

日時 令和元年(2019年)12月6日(金)~8日(日)
場所 船場盛進堂(大阪市中央区博労町1-2-5、地下鉄長堀鶴見緑地線
「松屋町駅」1番出口から徒歩5分)
対象 アパレルデザイナー・企業、一般の方
(入場無料・事前申込不要)
お問合せ いとへんuniverse(代表:大江 史郎)
〒606-8385 京都府京都市左京区孫橋町31-12
TEL(075)555-8073 E-mail:[email protected]
URL http://itohen-univers.com/post-2575

「生きている布展~カスリ科」プログラム概要

12月6日(金)15:00~18:00

Talk Event-1 18:00~19:00
近畿大学経営学部 教授 山縣 正幸「伝統工芸は、今、わたしたちに価値をもたらしうるのか」

オープニング・パーティ 19:00~21:00

12月7日(土)10:00~18:00

ワークショップ 14:00~、16:00~「カスリ標本づくり」要予約/500円

Talk Event-2 18:00~19:00
COS KYOTO(株)代表取締役・北林 功氏「世界のこれからと日本の地場産業の未来」

交流会 19:00~21:00

12月8日(日)10:00~17:00

Talk Event-3 13:00~14:00
せんば適塾・小野 顕弘氏「つながって、生み出して、広がるモノづくり」

ワークショップ 15:00~「カスリ標本づくり」要予約/500円
※Talk Event、オープニング・パーティ、交流会は無料。
※事情により内容変更する場合があります。

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