福岡三越で「日本伝統工芸展」 人間国宝の作品など355点展示

日本工芸会総裁賞を受賞した望月集さんの陶芸作品「椿」

「第66回 日本伝統工芸展 福岡展」が2月4日から、福岡三越(福岡市中央区天神2)9階三越ギャラリーで開催される。

日本の風土の中から生まれ受け継がれてきた技術を磨くとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることを目的に、1954(昭和29)年以来毎年開催している同展。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸(ガラスやすずり、七宝など)の7部門に、全国から1371点の応募があり、576点が入選した。

福岡展では、重要無形文化財保持者(人間国宝)鈴田滋人さんの染織作品「黄花蕊」をはじめ、望月集さんの陶芸作品「椿」や、中村信喬さんの人形作品「月魄(げっぱく)」など、受賞作品16点を含む入選作品355点を展示する。会場では2月4日正午から室瀬和美さん、7日正午から中村信喬さんが来場するなど、期間中毎日作品解説を行う(各回約60分)。

営業時間は10時~20時(最終日は17時閉館)。入館無料。2月9日まで。

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