静岡県内の伝統工芸品を集めた第19回県の郷土工芸展(県郷土工芸品振興会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が16日まで、浜松市中区の遠鉄百貨店6階ギャラリー・ロゼで開かれている。
焼き物や漆器など、17品目の職人40人が手掛けた計約500点を展示販売している。
色彩豊かな模様と光沢が特徴的な駿河塗下駄(げた)をはじめ、駿河蒔絵(まきえ)のかわいらしい装飾品、落ち着いた風合いが印象的な掛川手織葛布(くずふ)のバッグや小銭入れなど、職人技が光る逸品が並ぶ。
同展の担当者は「手に取って触れながら、手作りの良さを感じてほしい」と話した。