県内工芸家の職人技光る30点を展示 秋田ふるさと村

秋田県内工芸家6人の作品展が、8月19日まで横手市の秋田ふるさと村工芸展示館で開かれている。創造性にあふれた作品30点が並ぶ。

彫鍛金の鎌田俊弘さん(71)=秋田市、杢(もく)目(め)銅(がね)の千貝弘さん(76)=同、木工の倉橋正伸さん(71)=大仙市=と佐藤咲夫さん(70)=由利本荘市、陶芸の佐々木龍悦さん(66)=大仙市、漆芸の齋藤國男さん(78)=秋田市=の6人が5点ずつ出品した。千貝さん、佐藤さん、齋藤さんの3人は「現代の名工」。

漆を重ね塗りし金粉をのせた飾り箱や、木目模様が特徴的な杢目銅のつぼなどが並ぶ。齋藤さんは「作品から技術を感じるとともに、工夫を凝らしたデザインを楽しんでほしい」と話している。

入場無料。会期中無休。午前9時半~午後5時。

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