八尾の数ある名産物の中でも、歴史・地名ともに高いのが河内木綿。
江戸時代から明治時代にかけて、河内地方で広く栽培されていた綿から手紡ぎ、手織りされた綿布は全国各地で愛用されましたが、明治に入り、機械化による安価な紡績糸や化学染料が出回り始め、輸入綿の関税が撤廃されると次第に姿を消していきました。
長い間忘れ去られ、まぼろしとまでいわれた河内木綿ですが、近年、河内木綿を愛する多くの人々の手によってその技術が復元・継承されています。
河内木綿は、郷土の誇る伝統工芸として新たな脚光を浴びているんですよ♪
昨今では河内木綿を次世代に継承すべく、綿花の栽培から収穫、糸つむぎまで、さまざまな場所で体験できるイベントが多く開かれていますね。
来たる7/27・28日にはアリオ八尾で、“綿繰り”や“織り”の体験、綿を使っての簡単な工作ができるワークショップが開かれます♪
予約申し込みをして、一日仕事となるワークショップよりも、お手軽お気軽に参加できるので、河内木綿の歴史に触れる入り口として最適なのではないでしょうか?
工作する場合は材料費(壁飾り 200円、しおり 100円)がかかりますが、“綿繰り”や“織り”体験だけなら無料。
特製の簡易織り機で、織りの仕組みがわかりやすく操作も簡単。
お買い物のついでに、お子さんとぜひのぞきに行かれてはいかがでしょうか☆
夏休みの自由研究・自由工作の宿題対策にも!
日程 7月27日(土)、28日(日)
時間 午前10時~午後3時
場所 アリオ八尾3階カワチラボ