都内で彩り鮮やかに 沖縄の伝統工芸展、8日まで 三線メンテナンスも

沖縄の工芸展の三線コーナーに詰め掛ける来場者=6日、東京都の時事通信ビルの時事通信ホール

【東京】沖縄の焼き物や織物、三線など工芸品を一堂に集めた沖縄の工芸展「第26回沖縄工芸ふれあい広場」(主催・実行委員会、県)が6日から、東京都の時事通信ホールで始まった。8日午後5時まで、入場無料。期間中は、さまざまな工芸品の制作体験コーナーが開かれるほか、昨年制作された、沖縄の伝統的工芸品に携わる職人たちのドキュメンタリー映画「沖縄工芸パラダイス」も上映している。

県内のさまざまな産地から14の各組合が出展している。それぞれの職人の手による技術を間近で見られる実演コーナーもある。

体験コーナーでは、読谷山花織(ゆんたんざはなおりと琉球絣(かすり)、琉球びんがた、ウージ(さとうきび)染めのコースターや壺屋焼のドームシーサーづくり、三線演奏体験も用意されている。ウージ染めの体験では、鮮やかに染め上がったコースターを見て歓声を上げる体験者もあった。三線の販売コーナーには多数の三線ファンが詰め掛け、実際に手にとって試奏した後、その場で購入する人の姿も見られた。

2年ほど前から三線を習い始めたという都内在住の内藤絹子さん(60)は、自身の三線の調子を見てもらおうと会場を訪れた。織物のコーナーも見て「沖縄らしい色など、都内ではなかなか感じられないものがあってすごく良い。着物も着てみたい」と語った。

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