岩手の伝統工芸品を展示販売するイベントが、盛岡の岩手銀行赤レンガ館で11日始まり、南部鉄器をテーマに県内の工房の作品が並びました。
「赤レンガ伝統工芸館」と名づけられたこのイベントは、県内の伝統工芸品の魅力発信と販路拡大を目的に岩手銀行が企画したものです。
3回目となる今回は「南部鉄器」がテーマで、県内16の工房からおよそ400点が集まりました。会場に並ぶ鉄器は、芸術品としての価値も高いものからフライパンや鍋敷きなど実用的なものまでさまざまな種類のものが並んでいて、一部は購入することもできます。
また、南部鉄器と電気ポットで沸かした白湯を飲み比べることができるコーナーがあり、訪れた人は南部鉄器のお湯の柔らかな口当たりを堪能していました。このイベントは13日まで開かれています。