佐賀県が11月17日・21日、佐賀県伝統工芸品のPRイベントをJR佐賀駅構内にある地酒立ち飲み店「SAGA BAR」で開催する。
経済産業省が定める「伝統的工芸品月間」に合わせ、佐賀県が運営する立ち飲み店を活用した同イベント。11月17日は、唐津焼十四代中里太郎右衛門さんが監修し、菓子店「鶴丸」(唐津市二タ子2)の鶴丸修社長が開発を手掛ける、唐津焼を再現したせんべいに絵付けを行う。唐津焼の実物を見ながら絵付けを行ったせんべいは食べることもできる。定員は20人。
11月21日は、経済産業大臣認定の「ろくろ」「下絵付」「上絵付」伝統工芸士で、厚生労働大臣認定の「ろくろ」「下絵付」「上絵付」一級技能資格保有者の市川光山さんの話を佐賀の地酒を立ち飲みしながら聞くイベント「伊万里・有田焼伝統工芸士会のトークイベント」(16時~)を行う。定員は5組10人。
企画担当者の鈴木良太さんは「伝統工芸品をより身近に感じていただくために、新たな切り口として、食とコラボしたイベントにも力を入れていくこととしている」と話す。
参加無料。事前申し込み制。佐賀県 流通・貿易課(TEL 0952-25-7095)で受け付ける。申し込み締め切りは11月15日12時。