日本を代表する工芸として、永い歴史をもつ漆芸。日本伝統漆芸展は日本伝統工芸展の漆芸部会展として、伝統の継承とその練磨、現代への応用を目指して開かれています。第37回となる今回は、東京・輪島・高松・広島の4会場を巡回し、受賞作7点を含む入選作品全89点を展示いたします。
重鎮から新進まで漆工芸への飽くなき挑戦がうかがわれる本展覧会は、後継者育成に大きな貢献を果たしています。各地の伝統が育んだ地域性をも展望することができるまたとない機会です。磨き抜かれた技と美への探究を、どうぞ心ゆくまでご鑑賞ください。
会期 | 2020年2月1日(土)~2月24日(月・振休) |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)※最終日は午後4時閉館 |
主催・会場 | 石川県輪島漆芸美術館 |
入館料 | 一般:630円(520円) 高大学生:320円(210円) 小中学生:150円(100円) *( )内は20名以上の団体料金 |
会場 | 石川県輪島漆芸美術館 展示室1・2・4 |
列品解説のご案内
会期中、下記出品者による展示作品の解説を行います。
いずれも13:30から*要入館券
2月2日(日)大角 裕二氏(日本工芸会正会員)
2月9日(日)林 暁氏(審査・鑑査委員)
2月16日(日)西 勝廣氏(鑑査委員)
2月23日(日・祝)内島 一郎氏(日本工芸会正会員)