2020年4月18日から6月21日まで、京都伝統産業ミュージアムでは、写真家 町田益宏 写真展「継ぐもの -In between crafts-」を開催します。
京都の文化と暮らしを彩ってきた伝統工芸を支える職人たちの知恵と技術は多くの職人家族によって受け継がれています。
本展では町田が撮る6つの工房とその家族を通して、未来へと受け継がれる伝統を見つめます。
「職人」という生き方がある。
叩く、貼る、磨く、織る、削る、そんな単純な行為が幾万回、何千時間と繰り返され、親から子へ、師匠から弟子へとその生き方は受け継がれている。
京都伝統産業ミュージアムは、技術、哲学、センスなど、職人が持つ要素を未来に残すための役割を担う場として、2020年3月にリニューアルオープン。
本展では、様々な工房を取材してきた町田が6つの工房に通い、その家族と工房風景を撮影した。過去から未来へとものづくりを継承する「職住一体」の暮らし、家族のリアルを見つめる。
企画展概要
企画名 | 「継ぐもの -In between crafts-」 |
開催期間 | 2020年4月18日(土)~6月21日(日) 9:00~17:00(ミュージアム入館は16:30まで) |
会場 | 京都伝統産業ミュージアム 企画展示室 |
住所 | 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ地下1階 |
観覧料 | 500円(中学生以下無料) |
主催 | 京都伝統産業ミュージアム、京都市 |
撮影協力
小嶋商店(京提灯)
http://kojima-shouten.jp/
紫紘株式会社(西陣織)
https://www.facebook.com/shiko.kyoto/
堤浅吉漆店(漆精製)
https://www.kourin-urushi.com/
南條工房(おりん)
http://linne-orin.com/
牧神祭具店(京指物)
山本合金製作所(和鏡)
写真
町田 益宏
http://masuhiromachida.com
群馬県生まれ。大学時代よりカメラに触れる。当時写真部の壁に掲げられた、「芸術は夜生まれる」という言葉を信じ、夜な夜な暗室に引きこもる。同時にオフロードバイクにて海外レースなどに参戦。写真の師である土井浩一郎氏に師事。独立後に京都に移住。
最近は写真の刹那的で記録としての要素に強く惹かれる。
編集・ライティング
竹内 厚
1975年生まれ。雑誌、書籍、広報誌、ウェブマガジンの編集、執筆を手がける。Kyoto Craft Magazine の執筆、フリーペーパー『おうさきるさ』の編集を縁に、町田益宏氏と出会う。
グラフィックデザイン
仲村 健太郎
http://www.nakamurakentaro.com/
1990年福井県生まれ。京阪神の美術施設や文化施設の広報物や、出版社の書籍からオルタナティブな出版活動まで幅広い射程のブックデザインに取り組む。
会場情報
京都伝統産業ミュージアム
〒606-8343
京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
京都市勧業館みやこめっせ地下1階
TEL:075-762-2670
FAX:075-761-7121
https://kmtc.jp/
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)