盛岡で「赤レンガ伝統工芸館」スタート 第1弾は「漆」テーマに

「岩手銀行赤レンガ館」内に掲示されたポスター

工芸展「赤レンガ伝統工芸館vol.1うるし」が6月29日・30日の2日間、「岩手銀行赤レンガ館」(盛岡市中ノ橋通1)で開催される。

岩手銀行が県内に継承される伝統工芸品を広く知ってもらおうと企画した。同行が管理する「岩手銀行赤レンガ館」は多くの旅行者が訪れることから、県内で伝統工芸に関わる人を応援するとともに、施設を活用し県内外に向けて工芸品の価値を発信する。

工芸展のコーディネートを担当するのは、ミニコミ誌「てくり」を作る「まちの編集室」。地域に根差した同誌を手掛けるほか、「岩手銀行赤レンガ館」で、岩手の伝統工芸でもある「ホームスパン」に関わるイベントを開催していることから依頼されたという。

展示は年4回の予定で、1回目は漆がテーマとなる。盛岡からは、漆芸の技術指導や漆工研究、漆産業振興に長きにわたって携わり、漆芸家としても活動する高橋勇介さんと、漆芸家・町田俊一さんによる工房「urushi Lakka」、二戸市からは「滴生舎」、八幡平市からは「安比塗漆器工房」、一関市からは「丸三漆器」、奥州市から「及川漆工房」が出展。作品の販売を行う。

29日11時からは、「丸三漆器」代表の青柳真さん、塗師の青柳匠郎さんによるオープニングトークが行わるほか、期間中は二戸市で保管されている漆絵皿30枚が特別展示される。

今後は、7月に木や竹を使用したかご、10月には南部鉄器、11月はホームスパンをテーマに開催する予定。「まちの編集室」の木村敦子さんは「昔からある工芸品と、同じく昔からの雰囲気が残る赤レンガ館は相性が良い」と話し、「工芸品を手にして使う時、疑問や質問が出てくると思う。当日は作り手が会場にいて、疑問に答えてもらい、相談しながら買い物ができる。これも職人や作家が地元にいるからこそできること。岩手で活躍する職人がいることを持って知ってもらいたい」と呼び掛ける。

開催時間は10時~16時30分。入場無料。

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