伝統の二俣和紙が皿に 学生考案、飲食店で使用

二俣和紙の皿を手にする中村さん(左)と丸山さん=片町2丁目

 片町2丁目の現代版屋台村「とおりゃんせKANAZAWA」内の飲食店「久遠」で5月から、市希少伝統工芸品「二俣和紙」を素材にした皿が使用される。県内の学生が考案し、市内のまちづくり団体が改良したもので、地元食材を使った料理を盛り付け、金沢の食と工芸の魅力をアピールする。

 皿は手すきの風合いが分かるよう、和紙がガラスと樹脂で覆われた。金沢工大3、4年と国際高専5年の計5人が昨年、金沢青年会議所の「カナザワ イノベーション プログラム」の一環でコーヒーソーサーを製作、その手法を基に市内のまちづくり団体「ZAWAKANA(ザワカナ)」が直径17センチの無地とピンクの2種の皿を仕上げた。

 皿づくりには二俣和紙職人齊藤博さんが協力した。

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