静岡市内の伝統工芸品を集めた「第46回静岡伝統工芸展」(静岡市産業工芸品振興協議会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が27日、静岡市葵区の松坂屋静岡店で始まった。12月2日まで。
「曲げ」「継手」の技法で優美な曲線を編み出す「駿河竹千筋細工」や、「変わり塗り」で模様や色味など多様性に富んだ作品がそろう「駿河漆器」など市内を中心に活動する職人約40人が手掛けた伝統工芸品約500種類を展示即売する。
同協議会の八木省二会長は「伝統産業を守っていくために、実際に使ってもらい良さを知ってもらうことが重要」と話した。会場では作品のコンクールの表彰式も行われた。